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【写真：Getty Images】

衝撃的な代表初ゴール！

　23年6月20日に、サッカー日本代表対ペルー代表の国際親善試合が行われた。試合は日本が4-1で勝利している。この試合では、現在はドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンで活躍するDF伊藤洋輝が、ホームのサポーターを驚かせた豪快な先制ゴールを決めている。

　大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われた一戦では、FW古橋亨梧、FW伊東純也、MF鎌田大地、MF遠藤航など、現在も代表チームの主力として活躍する選手たちが先発出場した。

　試合開始から日本がボールを保持してペルーに対して優位に立つと、22分に圧巻の先制弾が生まれる。

　右サイドからのボールをピッチ中央で受けた遠藤は、左サイドの伊藤へとパスを送る。ペナルティエリア手前でトラップした伊藤は、ゴールからやや距離がある位置で勢いよく左足を振り抜いた。強烈な一撃は、ペルーGKペドロ・ガジェセが懸命に伸ばした右手を弾き、ネットに吸い込まれている。

　伊藤の記念すべき代表初ゴールは、応援に駆けつけた観客も思わず大歓声をあげるスーパーゴールだった。この得点で勢いにのった日本は、三笘薫、伊東、前田大然が追加点を決めて4-1で南米の難敵を撃破している。

　昨夏にドイツの名門クラブであるバイエルンに加入した伊藤。今季は負傷が重なり、リーグ戦はわずか6試合の出場に終わった。バイエルンは、5月29日にドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得を発表している。来季は激しいポジション争いが予想されるが、ブンデスリーガを代表とするクラブでの伊藤の活躍に期待したい。