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去就はどうなる? まもなく契約満了を迎える海外日本人5人。今夏の動きに注目のサムライたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

< h2>MF:岡本拓也(おかもと・たくや)

岡本拓也
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年6月18日
所属クラブ:パース・グローリー(オーストラリア)
24/25リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト
契約期間:2025年6月30日まで

 浦和レッズユース時代の2010年からJ1リーグに出場していた岡本拓也は、翌年にトップチームへと昇格。しかし、ここでは出番が限られ、2013年から2シーズンをV・ファーレン長崎で過ごした。

 2015年には浦和に復帰したものの、レギュラーを奪えるほどのアピールは見せられず、翌年に湘南ベルマーレにレンタル移籍している。

 湘南では、昨シーズンまで公式戦通算で247試合に出場。2019年に完全移籍に切り替えると、チームキャプテンを務めた2020年と2021年はチームの中核として躍動し、前者はGKを含め湘南の選手で最も出場時間が長いプレーヤーとなっている。しかし、2022年以降は怪我の影響から次第に出場機会が減少し、昨季はリーグ戦9試合の出場に留まっていた。

 そんな中、岡本は海外へ挑戦する決断を下す。ここからキャリア終盤へ向かっていく33歳という年齢を考えても、慣れ親しんだ湘南から、オーストラリアという新たな環境への挑戦は、まだ戦いたいという同選手のサッカー選手としてのプライドの表れといえるだろう。

 しかし、この移籍はそう簡単にはいかなかった。半年間の契約期間で結果を残したい岡本だったが、怪我もありリーグ戦6試合のみの出場に留まった。未だ契約更新はなく、同クラブに所属する三竿雄斗や青山景昌と共に今シーズン限りでのクラブ退団が既定路線となっている。

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【了】

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