三笘薫　最新ニュース

三笘薫に続き、次々とプレミアリーグへ

　川崎フロンターレに所属する20歳の日本代表DF高井幸大は、トッテナムへ移籍することで合意している。ブライトンの日本代表MF三笘薫、リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧に続き、元川崎のスターが3人もプレミアリーグに集結すると、英メディア『サセックス・ワールド』が26日に報じている。

　三笘は川崎の下部組織で育ち、筑波大学を経由した後にトップチームと契約を結んだ。川崎のリーグ優勝に貢献する活躍を見せ、東京オリンピック終了後の2021年8月にブライトンへ完全移籍。ただ、英国の労働許可証が発給されない関係で、1年間はベルギーのロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズで武者修行することになる。そして、レンタル先で実力を発揮すると、2022年7月にブライトンへ復帰後も好調を維持し、今ではバイエルン・ミュンヘンなどビッグクラブからも注目される存在となった。また、田中は川崎とデュッセルドルフを経て、2024年8月に当時英2部のリーズへ移り、優勝とプレミアリーグ昇格に貢献している。

　そして、今度は高井が、プレミアリーグのトッテナムに加わる見通しだ。それを踏まえ、同メディアはタイトルに「ユニークなプレミアリーグのハットトリックだ」とつけ、「トッテナムがJリーグの川崎から高井を獲得することで、来季のプレミアリーグには元フロンターレのスター選手3人が揃う可能性が出てきた。高井は移籍金500万ポンド（約10億円）で7月にロンドン北部へ渡り、ミッキー・ファン・デ・フェン、クリスティアン・ロメロ、ケヴィン・ダンソ、ラドゥ・ドラグシンらとセンターバックのポジションを争うことになる」と伝えている。