6位:小野裕二(おの・ゆうじ)
生年月日:1992年12月22日(32歳)
移籍日:2013月1月20日(当時20歳)
移籍元:横浜F・マリノス
移籍先:スタンダール・リエージュ(ベルギー)
移籍金:150万ユーロ(約2億4000万円)
横浜F・マリノスの下部組織から生まれたタレントは、圧倒的なスピードで世界に羽ばたいた。
小野裕二は2010年に、マリノスのトップチームに2種登録され、同シーズン第13節のサンフレッチェ広島戦でJ1デビューすると、17歳にして主力に定着。最終的に同シーズンは、リーグ戦17試合に出場して3ゴール6アシストを記録した。
彼が与えた衝撃はこれだけにとどまらず、翌2011年からは高卒新人ながらいきなり背番号10を着用。狭いエリアをいとも簡単に突破する鋭いドリブルを武器に、新進気鋭の若手として台頭した。
そんな小野は、2013年1月に海外移籍を決断。ベルギーのスタンダール・リエージュにステップアップを果たした。プロデビュー後、ここまでにかかった時間はわずか2年である。
この移籍では150万ユーロ(約2億4000万円)の移籍金が発生したとされている。惜しくもランキングトップ5入りは叶わなかったが、20歳以下の日本人選手の移籍としては高水準だ。
スタンダール・リエージュに加入した小野だったが、移籍1年目は左膝靭帯断裂で戦線離脱を余儀なくされることに。この影響で2年目も出場機会を得ることはできず。3年目の2014/15シーズンはリーグ戦16試合に出場して1ゴールをマークした。
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