1位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)
生年月日:1998年11月5日
移籍日:2019年7月9日(当時20歳)
移籍元:シント=トロイデン(ベルギー)
移籍先:ボローニャ(イタリア)
移籍金:700万ユーロ(約11億2000万円)
日本サッカー史上最高のディフェンダーは誰か。この議論で冨安健洋の名前を挙げる人も多いだろう。
現在26歳の冨安はプレミアリーグの名門アーセナルでプレー。度重なる怪我に悩まされているが、その堅実なパフォーマンスとユーティリティ性はチームの中でも光るものがある。名実ともに日本から生まれた「ワールドクラス」の1人だ。
そんな冨安は、移籍金でも記録的な数字を残している。
アビスパ福岡でプロデビューを果たすと、2018年にシント=トロイデンにステップアップ。1年目はシーズン途中の加入ということもあって出番なく終わったが、2年目は主力としてリーグ戦27試合に出場。一気に評価を高め、加入から約1年半後の2019年に当時20歳でセリエAのボローニャに完全移籍した。
欧州五大リーグへのステップアップということで移籍金は高額となり、700万ユーロ(約11億2000万円)を記録。これは20歳以下の日本人選手の移籍では最も高額な金額であり、堂々のランキング1位に輝いた。
ちなみに現所属のアーセナルへの移籍では、1860万ユーロ(約29億7600万円)の移籍金が発生。現時点で日本人選手の中で史上6番目に高い移籍金を記録している。
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