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フォーカス 5か月前

あまりに残念…。FIFAクラブワールドカップ2025、がっかりクラブ5選。期待されながらも結果を残せなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ(日本)

CWCの浦和レッズ
【写真:Getty Images】

監督:マチェイ・スコルジャ
2025リーグ戦順位:7位(暫定)
クラブW杯2025成績:0勝0分3敗(グループステージ4位)

 Jリーグ勢唯一の参戦となった浦和レッズは、世界に挑むも期待に応えることができなかった。

 浦和の初戦は、サポーターの熱量が有名なアルゼンチンの強豪リーベル・プレートが相手だった。立ち上がりから主導権を握られると、早々の12分に失点し、さらに48分には自分たちのミスから追加点を献上してしまう。その後なんとか1点を返すも、再びゴールを与え、1-3で敗れた。

 出鼻をくじかれた浦和は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストのインテルとの第2戦を迎える。厳しい戦いが予想される中、渡邊凌磨がワンチャンスをモノにしたことで先制し、その後攻め込まれながらも長い時間リードを守ることに成功した。

 しかし、波に打たれ続けた防波堤は最後の最後に決壊。78分と92分にゴールを奪われ、逆転負けを喫した。これで連敗となった浦和は、第3戦を残して、グループステージ敗退が確定した。

 最終戦では、メキシコのモンテレイと対戦。アメリカ合衆国まで駆けつけた大勢のサポーターのためにも一矢報いたいところだったが、ここでも“差”を突きつけられる。30分、モンテレイのネルソン・デオッサに豪快なロングシュートを決められると、さらに立て続けに2失点してしまう。97分には、とどめとなる4点目を沈められ試合終了。結局、1勝もできず、日本へ帰国することとなった。

 アルゼンチンの強豪リーベル、CLファイナリストのインテル、クラブW杯常連のモンテレイ。かなり厳しいグループに入ったことは確かで、海外メディアからの評価も低く、早期敗退は妥当といえば妥当だった。

 しかし、勝ち点を1つも奪えず、ここまでの差をつけられたのは、やはり残念極まりない。サポーターの熱量は大きな話題になったが、ピッチ内でも驚きを与えたいところだった。

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