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「大会の優勝を目指す中で」サッカー日本代表が期待すること。通常とは異なる編成だからこそ【E-1選手権】

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日本代表 森保一監督

【写真:Getty Images】

森保一監督が公式会見で東アジアE-1サッカー選手権の抱負を述べる

 7月6日、韓国・龍仁ミルスタジアムで行われた東アジアE-1サッカー選手権(E-1選手権)2025決勝大会 韓国の公式記者会見に、サッカー日本代表の森保一監督が出席した。12選手が初招集され、国内組のみで構成されたメンバーとともに、2大会連続3度目の優勝を目指す。

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「東アジアの友好とサッカーのレベルアップが図れるこの素晴らしい大会に参加できて嬉しく思っています」と語った森保監督は、「1戦1戦の勝利、そして大会の優勝を目指す中で、代表全体のレベルアップを図りたい」と強調。E-1選手権を単なるタイトル争いにとどめず、選手育成と強化の重要な機会と捉えている。

 FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選とは異なる顔ぶれで臨む今大会だが、その意図は明確だ。

「この大会のパフォーマンスと経験が、選手とチームのレベルアップに繋がる。E-1選手権でプレーした選手が、W杯に向けた日本代表の戦力として成長してもらえるように、ということを考えてこの大会に臨みたい」と目の前の勝利だけでなく、W杯に向けた強化の機会と捉えている。

 会見では、韓国代表の洪明甫監督との関係にも触れ、「選手時代からライバルであり、監督としても非常に良い仕事をしている。私も刺激をもらいながら自分の仕事に向き合える素晴らしい存在」と語った。

 また、メンバーが大幅に変わってもチームとしての戦術を維持していけるチームマネジメントについて問われると、「選手、スタッフが一体となり、日本の戦いを体現していくことが重要」と説明。育成年代からの一貫した指導体制や、スタッフ陣の丁寧な戦術伝達が、安定したパフォーマンスの礎になっていると語った。

 通常とは異なる国内組のメンバー編成だからこそ、見える課題と得られる経験があるはずだ。森保監督は今大会を新たな戦力発掘と日本代表の底上げの場として位置付けて、試合に臨む。

(取材・文:編集部)

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【了】

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