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【写真:Getty Images】
荒木隼人が3年ぶりの代表復帰戦を振り返る
7月8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の初戦、ホンコン・チャイナ代表戦でサッカー日本代表の荒木隼人がスタメン出場し、守備の要としてプレーした。2022年のE-1選手権以来、3年ぶりの日本代表の舞台を踏んだ荒木は、自身のパフォーマンスを振り返った。
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「失点の所は自分の責任かなと思ってます。まだまだ改善していく所もあると思います」と、自身の評価は厳しかった。特にセットプレーでの対応に課題を感じており、「マークの付き方や一瞬の気の緩みでブロックに入られてしまった。もっと集中力が必要」と悔しさをにじませた。
5日に行われた明治安田J1リーグから中2日と準備期間が短い中での試合だったが、「原理原則の所、球際だったり、切り替えの所は誰でもできることなので、まずはそこをやろうと話しました」と、サッカーの基本を徹底させることを大事にしたという。
ボランチに入った川辺駿や稲垣祥は、荒木がルーキーイヤーのときに一緒にプレーした先輩だ。久しぶりにピッチに立ち、「本当に楽しかったですし、嬉しい気持ちでしたかった」と代表での共闘を喜んだ。
今大会は国内組のみでメンバーは編成されている。普段はJリーグでしのぎを削るライバルだが、「Jリーグの試合もよく見ているので、お互いの特徴は分かっていた。もっともっとコンビネーションを取って、連係を上げていきたいなと思ってます」と、各クラブでのディフェンスラインの違いはあるにせよ、特に難しさは感じていないようだ。
荒木にとって代表活動は2022年のE-1選手権以来、実に3年ぶりとなる。この大会がもたらすものの意味をしっかりと把握している。
「前回のE-1選手権は大きな経験になりましたし、町野(修斗)選手がW杯につながっているので、ここからまた日本サッカー、代表を押し上げていけるように全員でやっていきたい」
(取材:加藤健一【韓国】、文:編集部)
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