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三笘薫を含め複数の選手をリストアップしているが…
バイエルン・ミュンヘンはブライトンに所属する28歳の日本代表MF三笘薫を含め、複数の左ウイングを補強候補としてリストアップしている。しかし、誰一人として獲得には至っていない。ビッグクラブとしての魅力を失っている可能性があると、英メディア『バイエルン・フットボール・ワークス』が8日に報じた。
今夏の移籍市場では、ドイツ代表FWレロイ・サネがトルコ1部のガラタサライへ移り、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが契約満了に伴って退団している。さらに、レンタル移籍中のフランス人FWマティス・テルはトッテナムへ完全移籍となった。そして、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラはクラブワールドカップ準々決勝のパリ・サンジェルマン戦で腓骨骨折と足首脱臼の重傷を負い、手術のために長期離脱することが見込まれている。つまり、少なくとも攻撃陣が4人不足している状況だ。
そのため、バイエルンは三笘、久保建英、堂安律、ニコ・ウィリアムズ、ブラッドリー・バルコラ、ルイス・ディアス、ラファエル・レオンなど多くの選手の獲得に動いている。しかし、同メディアによると「今のところ、バイエルンはこれらの選手の獲得には至っていない」という。続けて「バイエルンは魅力を失っているのだろうか?確かにそう思える」との見解を示した。
それを踏まえ、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は「ウィリアムズのような選手が契約を延長してしまったら、どうしようもない。我々にはまだ時間がある。移籍市場は8月末まで開いている。内部で決めたのは、合理的なことしかしないという方針だ。我々にはニャブリとコマンがいる。特にコマンは、ボカ戦でとても印象的だった。もし彼が怪我がちな選手でなければ、そもそも左ウイングの補強なんて考えていなかっただろう。何かあった時のために代わりは必要だが、バックアップのために6000万、7000万、8000万ユーロも払うべきかどうかは疑問だね」と述べている。合理的かどうかを基準に決めているため、補強に時間がかかっているのかもしれない。
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