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もはや日韓戦以外意味がない?中国代表の「衰退」に韓国メディアはE-1選手権の“競争力低下”を指摘「日韓以外は差がある」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

E-1選手権の意義が薄れている?

 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会第1節、サッカー韓国代表対中国代表の試合が7日に行われた。試合は韓国が3-0で勝利している。韓国メディア『韓国アイドットコム』は8日に、4カ国が参加して開催されるE-1選手権の開催意義が薄れていると指摘した。

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 8分に、MFイ・ドンギョンの豪快なミドルシュートで先制した韓国。21分には、FWチュ・ミンギュのヘディング弾でリードを広げることに成功している。迎えた56分、コーナーキックの流れから1度は中国代表GKイェン・ジュンリンが弾いたボールをDFキム・ジュソンが押し込んで3点差とした。その後、中国の反撃を完璧に抑えた韓国は3-0で勝利している。

 同メディアは、「中国サッカーの衰退。E-1選手権は日韓戦以外は意味がなくなっている」と前置きし、東アジアの国々の格差について次のように伝えた。

「中国サッカーは、時が経過するにつれて後退していることが顕著に現れた試合だった。これにより、2年に1度開催されているE-1選手権は日韓戦を除いて意味のない大会になってしまっている」

 また、「中国は2002年にW杯に出場した。2000年のアジアカップでは3位、自国で開催された2004年アジアカップでは準優勝している。2010年には韓国に勝利した。2017年にも予選で韓国に勝利している」と述べた上で、「しかし、中国サッカーは衰退し続けている。2020年には兆候が現れており、2022年のアジア予選ではベトナムに敗れた。今回の2026年W杯に向けた予選でも、奇跡的に最終予選にたどり着いたがプレーオフすら行けずに脱落している」と、近年の中国代表は低調なパフォーマンスが続いていることを強調した。

 そして、「このように中国サッカーが衰退し続けた場合、E-1選手権の意味もなくなる。2年に1度開かれるこの大会では、韓国と日本、そして中国が固定で参加している。しかし中国のレベルが下がった場合、日韓戦を除いた試合は重要度が下がってしまう。日韓以外は差がある状況であり、競争力のある北朝鮮代表は国際的な事情で参加していない。中国サッカーの衰退は、E-1選手権の競争力低下を意味するのだ」と、このままでは大会の開催意義が失われてしまうと指摘している。

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【了】

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