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「不完全燃焼だった」久保藤次郎が代表デビュー戦で得た経験と課題。「アシストできたのは良かったけど…」【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表 久保藤次郎

【写真:Getty Images】

J3からプロのキャリアをスタートさせた久保藤次郎がA代表デビュー

 サッカー日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の初戦でホンコン・チャイナ代表と対戦し、6-1で大勝した。この試合で代表デビューを飾ったのがJ3からプロのキャリアをスタートさせた久保藤次郎。柏レイソルの右ウイングバックとしてリーグ戦全試合出場中の男が、ついに代表の舞台に立った。

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「個人的には結構ほろ苦いデビュー戦になったかなっていうか思いがあって、アピールしたい気持ちがちょっと先走ってしまって、中々良い判断だったり、うまく体の力が抜けずに、結構硬いプレーになっちゃったかなっていう感想です」

 試合後に久保は自身の代表デビュー戦をこう振り返った。

 特に意識していたのは、自身の武器である縦への突破とクロス。しかし、「本当に仕掛ける場面だったのかとか、もうちょっとやり直したりしてもいいんじゃないかなとか」と判断に迷いが生じ、「コーナーにはできてましたけど、行ききってクロスを上げるとか、そういうところは不完全燃焼だったかなと思います」と自分の力を出し切れなかったことを悔やんだ。

 それでも、前半のジャーメイン良のゴールをアシストするなど、結果は残した。

「デビュー戦でアシストできたのはすごい良かったけど、もうちょっとできたかなと思います」と自身のプレーには物足りなさを感じているようだ。

 初の代表戦で得た経験と課題を糧に、次の試合ではより自信を持ったプレーが期待される。久保藤次郎のアピールはまだ続く。

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【了】

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