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なでしこジャパンの初戦は大勝

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は9日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第1節でチャイニーズ・タイペイ代表と対戦した。初戦のスタメンには、今大会のキャプテンを務める高橋はなや2024-2025年シーズンのWEリーグ最優秀選手に選出された山本柚月らが名を連ねた。

　3連覇を目指すなでしこジャパンは、4-3-3の布陣でスタート。先に決定機を作ったのは、なでしこジャパンだった。6分、高い位置でボールを奪った愛川陽菜がボックス内からシュートを放ったが、相手GKの好セーブに遭い、得点には至らなかった。

　その後も押し込んだものの、粘り強い守備を見せるチャイニーズ・タイペイ相手にネットを揺らせずにいたが、22分に試合を動かす。中央の崩しから愛川が相手DFラインの背後に抜け出すと、サポートにきた矢形海優にパスを送る。これを矢形が確実に流し込み、先制点を奪った。

　攻撃の手を緩めないなでしこジャパンは先制点から僅か3分後、右ポケットに侵入した成宮唯の折り返しを滝川結女が右足で沈め、2-0に。このまま前半は終了し、2点リードで前半を折り返した。

　そして後半開始直後の48分、前半は決定機を仕留め切れなかった高橋はなが、GKとの1対1を冷静に沈め、点差を3点に広げる。さらに、70分にはオウンゴールから1点を加え、4発大勝。ニルス・ニールセン監督率いるチームは、初戦を危なげない試合運びで白星を飾った。

【得点者】
22分 1-0 矢形海優（なでしこジャパン）
25分 2-0 滝川結女（なでしこジャパン）
48分 3-0 高橋はな（なでしこジャパン）
70分 4-0 オウンゴール（なでしこジャパン）

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【了】