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【写真：Getty Images】

望月ヘンリー海輝が待望の日本代表デビュー

　サッカー日本代表は7月8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の初戦でホンコン・チャイナ代表と対戦し、6-1で大勝した。FC町田ゼルビアの望月ヘンリー海輝が試合終盤の77分からピッチに立ち、日本代表デビューを飾った。

「緊張とある意味楽しみ。緊張の方が多かったですけど、その二つがありましたね」と代表デビュー戦を振り返った望月。

　望月にとって、代表デビューは念願だった。FIFAワールドカップ26（W杯）アジア最終予選に臨んだ2024年9月と10月に招集されるも、出番は訪れず。去年の初招集から約10カ月を経て、ようやく訪れた瞬間だった。

　日本は前半にジャーメイン良の4得点などで大量リードする展開だったが、後半にコーナーキックから痛恨の失点を許した。前半とは一転して相手に押し込まれる時間帯もあった。そうした中で望月は77分に宮代大聖と交代し、4バックにシフトした日本の右サイドバックを担った。

　森保一監督からは「まず守備から」という明確な役割が与えられていた。そのうえで「前向きで持ったときはニアゾーンに自分が突けるように」という指示もあった。

「お世辞にも良いとは言えなかった」と自身のパフォーマンスについて言及したが、「1本チャンスになるボールを配球できた。そういうポジティブな部分も捉えつつ、次はもっと自分の良さを出すように切り替えてやっていきたい」と次戦を見据えていた。

（取材：元川悦子【韓国】、文：編集部）

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