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サッカー日本代表は12日、中国代表と東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国で対戦する。前節ホンコン・チャイナ戦に6-1で大勝したチームでは、引き続き苛烈な競争が行われる見込みだ。今回は大幅なターンオーバーが実施されると見られ、多くの選手にチャンスが与えられるはず。それを踏まえて、スタメンを予想する。
GK:早川友基

【写真:編集部】
生年月日:1999年3月3日(26歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2025リーグ戦成績:23試合22失点
日本代表通算成績:出場なし
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2023シーズンから名門・鹿島アントラーズの正GKとしてチームを最後方から鼓舞する早川友基。横浜F・マリノスの下部組織出身の彼は、明治大学を経て、2021年に“常勝軍団”に加入した。
プロ5年目にして初めて代表招集となった今シリーズでは、ひとつしかない席を早川を含めた3人で争っている。しかも前回大会を振り返ると、GKは戦績や試合内容に関わらず3試合をひとつずつ3人で回していた。つまり、鹿島の守護神も3つあるゲームのうち1回しかピッチに立てないかもしれない。
優勝争いを繰り広げる今季の鹿島において、早川は文字通りチームを支える働きを見せている。データサイト『Sofascore』によれば、クリーンシート「9」はリーグ戦23試合を終えた段階で暫定3位、1試合あたりのセーブ数では5位だ。さらには“Runs Out(ペナルティーエリア外でのボール奪取)”では1試合あたり「1.09」という数字を記録しており、この値はJ1トップだ。
スイーパー能力が高いGKは、今回の中国戦で特に重要な存在になり得るかもしれない。前節から大幅なターンオーバーが実施されると仮定すると、攻守に様々な役割を求められるダブルボランチを含めて、スタメンの平均年齢が大きく下がりそうだ。そう考えた場合、多少経験の少なさが見られるシーンも出てくる可能性がある。
たとえ大会中1回しかピッチに立てないとしても、その試合で自身の実力を証明することは極めて重要だ。そういった意味では、この試合の早川はストロングポイントを見せつけるチャンスでもあるはずだ。彼ならば最終ラインのフォローを万全にこなせるだろう。