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サッカー日本代表、中国代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。前節から総入れ替えか?【E-1選手権】

WB:望月ヘンリー海輝

サッカー日本代表 望月ヘンリー海輝
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年9月20日(23歳)
所属クラブ:FC町田ゼルビア
2025リーグ戦成績:17試合1ゴール
日本代表通算成績:1試合0得点

 前節のホンコン・チャイナ戦にて、望月ヘンリー海輝は77分からピッチに立った。出番を得られなかったFIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(2024年9月・10月)を経て、悲願だったA代表の舞台である。

 ジャーメイン良の4得点などで大勝したが、彼が退いた後半はゴールが遠のき、セットプレーから失点も許した。攻守に存在感を期待された望月も、自身の持ち味を発揮できたとは言い難いパフォーマンスだった。

 とはいえ、全く見せ場を作れなかったわけではなく、78分の仕掛けなどはまさに彼の真骨頂だろう。右サイドのライン際で突破を試み、クロスまで持っていった。これは惜しくも相手GKに処理されてしまったが、192cmから繰り出される可能性は確かに感じられた。

 中3日で行われる中国戦では、選手間のコンビネーションや相互理解もより洗練されるだろう。修正箇所にしっかり対応できれば、望月も攻守に実力を発揮できるはずだ。さらなるダイナミズムが期待される。

WB:俵積田晃太

俵積田晃太
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年5月14日(21歳)
所属クラブ:FC東京
2025リーグ戦成績:23試合1得点
日本代表通算成績:2試合0得点

 今年6月のFIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選に続いて、今シリーズでもフル代表入りを果たした俵積田晃太。6月には2試合で出番を与えられたが、今回はまだピッチに立っていない。

 中国戦は大幅なターンオーバーが見込まれることから、出番がなかった俵積田はスタートから起用される可能性が高い。所属先のFC東京ではシャドーに入ることも多いが、先発起用された同月5日のオーストラリア代表戦では左ウイングバックの位置に入った。

 前シリーズでは左足のクオリティに課題が見られたが、それでもその突破力は当代屈指と言って差し支えないだろう。4月25日に行われたJ1・第12節ガンバ大阪戦に顕著で、86分に約70mの距離をドリブルで持ち運んで相手ゴールのネットを揺らした。

 三笘薫や伊東純也らを見ても分かるように、現在の日本の両ウイングバックに求められているのは高いインテンシティと突破力だ。もちろん守備にも意識を割かなければならないが、今回の俵積田に求められている役割の多くはシンプルだろう。その右足で未来を切り開きたい。

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