フットボールチャンネル

「大敗を避けるため」サッカー中国代表、初戦大勝の日本代表戦では大幅な戦術変更か?現地は「優秀さを実感」【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース

サッカー中国代表

【写真:Getty Images】

中国代表の狙い

 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会第2節、サッカー日本代表対中国代表の試合が12日に行われる。中国メディア『Sohu』は10日に、初戦のホンコン・チャイナ代表(ホンコン代表)で大勝した日本を警戒する中国は韓国戦から大幅に戦術を変えて臨む可能性があると伝えた。

E-1選手権はU-NEXTで生配信!
サッカー日本代表の試合を見るなら「サッカーパック」にお得に登録[PR]

 ホンコン・チャイナ戦では、開始4分、10分とFWジャーメイン良が立て続けにゴールを奪うことに成功。20分には、MF稲垣祥が豪快なミドルシュートを決めてリードを3点とした。さらに22分、26分にもジャーメイン良が追加点を決めて、前半だけで5点のリードを奪う。後半に失点してしまったが、後半アディショナルタイムにFW中村草太がダメ押しとなる6点目を決めて、6-1でホンコン・チャイナ代表を撃破した。

 同メディアは、「中国代表は日本戦で大敗を避けるために守備的なプレーをするか、5バックのフォーメーションに切り替える可能性がある」と前置きし、中国代表の日本戦に向けたプランについて次のように言及している。

「日本の戦術の先進性、選手のスキル、豊富な攻撃手段、そして強力な攻撃力を考慮し、中国男子は守備に重点を置くとみられる。ここ数日のトレーニングでは、デヤン・ジュルジェヴィッチ監督代行も5バックを重点的に練習した。特に『一対一、ラン、スピード』は、日本戦における中国の成績を左右する3つのキーワードだ」

 また、「ホンコン・チャイナ戦では、日本はその攻撃力を発揮して6-1で相手を破った。中国のスタッフは現地で試合を観戦し、日本の高い戦術的クオリティと選手たちの優れた個人能力を肌で感じ取った」と述べた上で、「ジュルジェヴィッチ監督代行のスタイルは攻撃を重視するものだが、韓国に敗れたことが痛手となった。理想と現実の間で、監督は変更を加えており、日本との対戦では守備に重点を置かざるを得ない状況だ」と、初戦で爆発的な攻撃力を見せた日本に対して、チームを率いる指揮官は自身の哲学に反する戦術を採用して試合に臨む可能性が高いと指摘している。

【関連記事】
サッカー日本代表、中国代表戦のキックオフ時間や放送予定は?【E-1選手権】
サッカー日本代表、中国戦の予想スタメンは?【E-1選手権】
【一覧表】最新FIFAランキング1位〜100位 7月10日発表


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!