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「少林寺精神で暴力サッカー」中国代表の危険なラフプレーに現地は“異例の批判”。韓国紙も反応「国内で批判」【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

ラフプレーに現地も苦言

 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会第2節、サッカー日本代表対中国代表の試合が12日に行われた。試合は2-0で日本が勝利している。韓国メディア『xportsnew』は13日に、日本代表MF佐藤龍之介が中国のラフプレーの被害にあったことを伝えた。

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 38分、佐藤は中国のFWワン・ユドンから激しいタックルを受けて倒れ込んでしまった。同メディアは、「詳しく見ると、タックルが入った時に佐藤の足首がひどく折れ曲がっていることがわかる。最悪の場合、骨折にもつながりかねない危険な場面だった、VARがない今回の大会の特性上、主審の判定を再チェックすることもできず日本は有望株を一人失うところだった」と、激しいタックルを受けた佐藤に同情を示した。

 中国が今大会でみせたラフプレーはこれだけではない。9日に行われた韓国女子代表と中国代表の試合では、韓国のFWチ・ソヨンの胸に中国代表MFが飛び蹴りして警告を受ける場面があった。

 中国メディア『捜狐』は、「このような行為は深刻に受け止めなければいけない。レッドカードで退場になることもある。例え反則を受けたとしても、選手は感情をコントロールしなければいけない。特に困難な状況では、選手は冷静さを保ち、よく考えなければならない」と、中国代表のラフプレーに苦言を呈した。

 この報道を受けて韓国メディア『マイデイリー』は13日に、「少林寺精神で暴力サッカー。中国メディアが自国代表チームに異例の批判」と題して、「中国メディアは、『少林寺の精神を受け継いだ中国女子代表チームは、競技中に相手選手の胸を蹴った。審判が慈悲を与えなかったら、中国は一人少ない状況で試合を行っただろう』と指摘し、暴力的なプレーを非難した」と、現地でも危険なプレーには批判が集まっていることを伝えている。

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