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【写真：田中伸弥】
サッカー日本代表・相馬勇紀が韓国代表戦にかける思い
サッカー日本代表は14日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第3戦、韓国代表戦に向けて最終調整を行った。ここまで2試合に出場し、韓国代表戦での出場も見込まれている相馬勇紀は「自分たちの力でしっかり勝ちたい」と優勝への強い思いを口にした。
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「試合を重ねるごとに、国内組という新たなメンバーで団結力やチームとしての力が大きくなっているのをすごく感じます。あとは優勝を最後に勝ち取って帰れればいいなと思います」と、ここまで積み重ねてきたチームの一体感に手応えをにじませた。
過去の経験もプレーのイメージ作りに役立っている。2022年の前回大会では優勝をかけた韓国代表戦で相馬は先制点を奪っている。「前回は固い試合だったんですけど、しっかり守りながらも先制点を取れたことが良かった」と振り返った。
さらに、2019年の前々回大会ではアウェイの雰囲気に押され、韓国代表に前半に失点を許し、そのまま1-0で敗戦。優勝を逃している。「2019年の方の教訓も活かせたらと思ってます」とこれまでの経験を踏まえ、先制点をとれるかがすごく大事になってくるという。
引き分けでも優勝が決まるが、「やっぱり最初から引き分けでもいいというメンタルでいると、点を取られた時のメンタル的なものもそうですし、焦りが出てくる。こっちが攻めて自分たちの力でしっかり勝ちたいなと思います」と、あくまでも勝利にこだわる姿勢は崩さない。
相馬自身、2022年の前回大会で3ゴールを挙げ大会得点王に輝き、大会MVPも獲得した。その活躍が認められ、同年のFIFAワールドカップ（W杯）カタール本大会への扉を開いた。それだけに、今大会で活躍することの重要性を誰よりも理解している。
「結果を出したりすることでしか先はないと思うし、前回W杯に出た時もフレッシュな感じで入って、自分のドリブルだったり出せたシーンもあるんですけど、あそこで余裕を持って圧倒できるようなパワーはなかったりとかする。そこの悔しさはずっとあるので、もちろん目の前を頑張りつつ、（代表の中心に）戻れるような活躍を自分ができるようにするだけかなと思います」
国内組の代表として、日本代表の強さを、相馬自身の存在価値を証明する戦いが待っている。
（取材：元川悦子【韓国】、文：編集部）
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