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板倉滉、アイントラハト・フランクフルト行きが噂されるが…

　ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属する28歳の日本代表DF板倉滉に関しては、アイントラハト・フランクフルトへ移籍するとの噂が浮上している。しかし、熱は冷めてきているかもしれない。ドイツメディア『ヘッセンシャウ』が14日に報じている。

　板倉はSCフライブルクの日本代表MF堂安律と共にフランクフルトの補強候補に挙げられていた。板倉はボルシアMGとの契約延長に応じていないため、今夏の移籍が濃厚とされている。しかし、レアル・ベティス、フェネルバフチェ、クリスタル・パレスから関心を示されているブラジル人DFトゥタの去就は決まっておらず、最近ではトゥタが残留するとの見方も強まっているため、トゥタの後釜候補とされる板倉も動けない状態でいた。

　それを踏まえ、同メディアはタイトルに「板倉、もはや補強候補ではない模様」とつけ、「トゥタが仮に移籍したとしても、フランクフルトは現有戦力で十分にやりくりできると見ている。実際、守備陣の層に手応えを感じているようだ」と伝えた。その一方で「外部から新たなDFを獲得することは、現時点では最優先事項ではない。ただし、移籍市場というのは常に動きがあるものであり、可能性が完全になくなったわけではない。あくまで今のところは、という話である」と、まだ移籍の可能性は完全に消滅していないと強調した。