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日本サッカー協会の宮本恒靖会長が大会を総括
サッカー日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第3戦で韓国代表と対戦し、1-0で勝利。3連勝で大会連覇を飾った。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が大会の総括と韓国戦の印象について言及し、「今後の競争の土台が広がった」と語っている。
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連勝同士の一戦となったタイトルが懸かった日韓戦。森保ジャパンは、8分にジャーメイン良の得点で先制する。リードを保ったまま迎えた後半は、守備の時間が長くなったものの、韓国の攻撃を跳ね返し続けて、逃げ切りに成功。敵地で1-0で勝ち切り、大会を制した。
宮本会長は「選手たちがワールドカップのメンバー入りを掴むという強い気持ちで大会に臨んでくれたと思います。今日の韓国戦も、後半は苦しい時間が続きましたが、チーム全体で跳ね返して勝ち切ったのは大きい」と後半は守備の時間が長かったものの、粘り強く勝利を掴んだ選手を称えた。
また、後半には190cmを超える前線の選手を投入してきた韓国の圧力に屈せず、守備陣が高さと集中力で守り切った点も評価。「単純だけれど嫌な攻撃に対し、しっかり時間を稼ぎながら勝ち切れたのは、アウェイで戦ったことを踏まえても非常に価値がある」と語った。
この大会を通じて、国内でプレーする選手たちが結果を出した意義にも触れ、「Jリーグにとっても良いアピールになったし、今後の競争の土台が広がった」とポジティブに捉えた。さらに、30歳で代表デビューとなった大会でMVPと得点王を受賞したジャーメイン良や33歳のMF稲垣祥が高いパフォーマンスを披露した今大会。宮本会長は「年齢に関係なく、持ち味を発揮できる選手がチャンスを掴んでくれるのは頼もしい」と誇らしげに語った。
最後に、日韓戦での歴史的な3連勝について問われると「FIFAランキングや将来的な国際マッチの交渉にも好影響がある。アジアでの日本の存在感を示せた意義は大きい」と言及している。
(取材:加藤健一【韓国】、文・構成:編集部)
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