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「少林寺精神でキック」サッカー中国女子代表の“胸キック”に現地メディアも苦言。サッカー日本代表MFも被害【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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佐藤龍之介

【写真:Getty Images】

日本も被害

 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会第1節、サッカー韓国女子代表対中国女子代表の試合が9日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わっている。中国メディア『捜狐』は10日に、中国MFリウ・ジンが見せたラフプレーに対して厳しい評価を下した。

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 中国と韓国の試合では、37分にMFリウ・ジンが韓国のFWチ・ソヨンの胸に飛び蹴りして警告を受ける場面があった。同メディアは、「このような行為は深刻に受け止めなければいけない。レッドカードで退場になることもある。例え反則を受けたとしても、選手は感情をコントロールしなければいけない。特に困難な状況では、選手は冷静さを保ち、よく考えなければならない」と、危険な行為に対して苦言を呈している。

 中国がE-1選手権で見せた危ないプレーは他にもある。12日に行われた男子の日本代表対中国代表の試合では、38分に、佐藤龍之介が中国のFWワン・ユドンから激しいタックルを受けて倒れ込んでしまった。

 韓国メディア『OSEN』は14日に、「少林寺精神でチ・ソヨンにキック。中国も暴力サッカーを非難」と前置きし、ラフプレーが目立つ中国について次のように述べた。

「中国戦は2-2の引き分けだったが、試合中に発生した怪我を招きかねないシーンが大きな問題となった。チ・ソヨンがヘッドを試みた瞬間に、中国の選手が足で胸を蹴ったのだ。深刻な怪我が懸念されるほどの危険な行動だったが、この場面は警告で終わった」

 そして、「このように繰り返される中国選手たちの過激なプレイとVARが使用されていないことは、男女代表チームを越えて大会全体の公平性と安全性を深刻に脅かしている」と、E-1選手権でVARが使用されていないことが問題だと指摘している。

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