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ラファエル・ハットンが追加点
セレッソ大阪は16日、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・3回戦で徳島ヴォルティスと対戦。2-0で勝利を収め、ベスト16進出を決めた。この試合では、ラファエル・ハットンが追加点をマーク。そのゴールは、相手の隙を見逃さなかった見事な一発だった。
J1で9位のセレッソが、J2で6位に位置する徳島の本拠地「鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム」に乗り込んだ一戦。セレッソは、60分に吉野恭平のスルーパスから右サイドを抜け出したルーカス・フェルナンデスがネットを揺らし、均衡を破る。
さらに、先制から2分後にピッチに立ったラファエル・ハットンが、87分に試合を決定付けるゴールを挙げる。ハットンと同じタイミングで出場した田中駿汰が、相手DFラインの裏のスペースにボールを落とす。
これに対応しようとした徳島のDFカイケとGK永井堅梧の連係が上手くいかずにもたついていると、ハットンが猛スピードでアプローチ。永井が蹴ったキックを引っ掛けてボールを奪うと、無人のゴールに流し込んで、チームに2点目をもたらした。背番号「9」が隙を見逃さずに、献身的にボールを追ったことで生まれた見事な得点だった。
このゴールで突き放したセレッソは、2-0の快勝。次のラウンドへと駒を進めた。
