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「残留の可能性も」堂安律、まだ去就不透明!?フランクフルト行き難航か「納得するオファーは届いていない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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フライブルクMF堂安律
【写真:Getty Images】

堂安律、アイントラハト・フランクフルト移籍を目指すが…

 SCフライブルクに所属する27歳の日本代表MF堂安律は、移籍先候補をアイントラハト・フランクフルトに一本化した。その一方で、クラブ間交渉は難航しているようだ。要求額を満たすオファーは届いておらず、依然として残留の可能性も残されていると、独紙『キッカー』が16日に報じている。

 

 堂安は2022年7月にPSVアイントホーフェンからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録していた。その活躍を受け、フランクフルトやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブから関心を示されている。フライブルクでスポーツ・ディレクターを務めるクレメンス・ハルテンバッハ氏も移籍を容認するような発言をしており、今夏移籍が濃厚だ。

 しかし、同紙によると「現時点でフランクフルトを含むどのクラブからも、フライブルクが納得する正式オファーは届いていない。移籍が差し迫っている様子も今のところは見られない」という。フライブルクは少なくとも2000万ユーロ(約32億円)を求めているが、それを下回る提案しか受け取っていないのかもしれない。また、堂安との契約が2027年6月まで残っていることと、移籍金収入に頼らずとも補強が可能なほど資産状況が良好であることから、フライブルクは同選手の売却を急いでいないと考えられている。

 そのため、同紙は「移籍せず残留の可能性もある」との見解を示した。その一方で「移籍市場は突如として動くのが常であり、この静けさも突然破られるかもしれない。注目はフランクフルト側の動きだ。ヨナタン・ブルカルトを獲得したばかりのクラブは、堂安獲得のために新たな収入を得る必要がある」とし、「ニューカッスル・ユナイテッド行きが噂されるフランス人FWウーゴ・エキティケが高額で売却されれば、堂安への本格的な動きに繋がることもあり得る」と伝えている。堂安の去就が決定するには、まだ時間がかかりそうだ。

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