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ガラガラ…。サッカー日本代表、歴代観客数ワーストランキング6〜10位。空席が目立った理由は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:日本代表 vs 中国代表

2017年12月12日 日本代表 vs 中国代表 小林悠
【写真:Getty Images】

試合会場:味の素スタジアム
入場者数:1万7,220人
開催日:2017年12月12日

 2017年12月12日、サッカー日本代表は東アジアE-1サッカー選手権2017決勝大会で中国代表と試合を行い、観客動員数は1万7,220人にとどまった。

 この年のE-1は日本で開催され、男子の試合は全て味の素スタジアムで行われた。日本代表の試合で最も観客が少なかったのが、第2戦にあたるこの試合だった。

 当時、日本代表は2018 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会への出場を決めていた時期で、11月の欧州遠征ではブラジル代表とベルギー代表に敗れて帰国。E-1は、新戦力の発掘やテストの場として期待されていた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、この機会にさまざま選手にチャンスを与えた。中国代表戦は、第1戦から先発7人が変更となり、三浦弦太、山本修斗、土居聖真らが代表デビュー。伊東純也や植田直通もスタメンで出場していた。

 一方、中国代表もマルチェロ・リッピ監督のもと、若手主体の布陣で臨んでおり、両チームともに実験的な色合いが強かった。

 加えて、火曜日開催だったこともあり、スタンドには空席が目立った。FIFAランキングは当時、日本代表が57位、中国代表が71位と、今ほどの開きはなかったが、試合そのものへの注目度は決して高くなかった。

 試合は小林悠と昌子源のゴールで日本代表が2-1で勝利を収めた。だが、最終戦で韓国代表に1-4で大敗し、日本代表は2位で大会を終えた。

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