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ガラガラ…。サッカー日本代表、歴代観客数ワーストランキング6〜10位。空席が目立った理由は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:日本代表 vs ホンコン・チャイナ代表

2009年10月8日 日本代表 vs ホンコン・チャイナ代表 岡崎慎司
【写真:Getty Images】

試合会場:アウトソーシングスタジアム日本平(IAIスタジアム日本平)
入場者数:1万6,028人
開催日:2009年10月8日

 2009年10月8日に行われたAFCアジアカップ予選・ホンコン・チャイナ代表戦は、静岡県のアウトソーシングスタジアム日本平(現IAIスタジアム日本平)で開催され、1万6,028人の観客が訪れた。

 日本代表は同年6月にウズベキスタン代表を破って、翌年に開催される2010 FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の出場権を獲得。この時期は本大会に向けた強化の段階であり、新戦力の台頭にも期待がかかっていた。

 しかし、実際に起用されたのはほぼ既存メンバー。ホンコン・チャイナ代表が当時FIFAランキング127位の格下だったことや、中1日でキリンチャレンジカップのスコットランド代表戦が控えていたこともあり、関心が集まりにくかった。このスコットランド戦は横浜で開催され、6万1,285人を動員。注目度の違いは明白だった。

 試合は6-0で日本代表が圧勝。岡崎慎司が日本代表で初のハットトリックを達成し、長友佑都、中澤佑二、田中マルクス闘莉王もゴールを挙げた。

 この試合自体の注目度は高くなかったが、岡崎はその後10月14日のトーゴ代表戦でもハットトリックを記録し、代表のエースとしての地位を築いた。振り返れば、このホンコン・チャイナ戦はその飛躍のきっかけとなる節目の試合だったともいえる。

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