4位:日本代表 vs 中国代表
試合会場:埼玉スタジアム2002
入場者数:1万1,753人
開催日:2022年1月27日
2022年1月27日に埼玉スタジアム2002で行われた、2022 FIFAワールドカップ(W杯)・アジア最終予選の中国代表戦は、1万1,753人の観客動員にとどまった。
Jリーグでは2020・2021シーズンにかけてコロナ禍による特例措置として昇降格制度が変更されていたが、2022シーズンからは通常通りの体制に戻った。ただ、この中国代表戦が行われた1月は、オミクロン株の感染拡大期であり、依然としてコロナ禍の影響が色濃く残っていた。
観客には、ワクチン接種証明、PCR検査陰性証明、または抗原検査陰性証明のいずれかを入場時に提示することが義務付けられており、形式上は定員制限のない開催だったとはいえ、通常の代表戦とは異なる空気感が漂っていた。
加えて、チケットは12月の先行販売のみで追加販売は行われなかった。これも、埼玉県からの要請およびイベント開催制限に準じた対応で、スタジアムには多くの空席が見られた。
本来であれば、日本代表は1月21日にキリンチャレンジカップでウズベキスタン代表と対戦したのち、この中国代表戦に臨む予定だったが、ウズベキスタン代表の入国が認められず試合は中止に。その影響もあり、代表戦としての盛り上がりを欠いた印象は否めなかった。
それでも試合は、日本が大迫勇也と伊東純也のゴールで2-0の快勝。内容でも終始主導権を握り、危なげなく勝ち点「3」を手にした。
