3位:日本代表 vs 中国代表
試合会場:豊田スタジアム
入場者数:1万526人
開催日:2022年7月24日
2022年7月24日に豊田スタジアムで行われた日本代表対中国代表の一戦は、1万526人の観客数にとどまり、21世紀に日本国内で開催された代表戦の中では3番目に少ない動員となった。
この試合は東アジアE-1サッカー選手権2022決勝大会の第2戦。2021年に中国で開催される予定だったこの大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で中国サッカー連盟が開催を辞退し、急きょ日本開催が決まった。
E-1はもともと注目度の高い大会とは言い難く、さらに開催決定から試合までの準備期間が限られていたこともあった。ナイトゲームとはいえ、当日の気温は公式記録で27.7度に達し、夏の暑さも客足を鈍らせた。スタンドには空席が目立ち、日本代表戦としては物足りない盛り上がりだった。
それでも、日本代表の試合でこの動員数は少ない。同月10日に行われた名古屋グランパス対清水エスパルスは1万2,904人を動員、翌月の名古屋グランパス対浦和レッズでは3万3,005人を動員していることからも、代表への関心が低かったことがうかがえる。
この試合では、前節ホンコン・チャイナ代表戦から先発メンバーを総入れ替えし、細谷真大、荒木隼人、小池龍太、野津田岳人、満田誠の5選手が代表デビューを果たした。
しかし、試合内容は盛り上がりを欠き、日本代表は20本のシュートを放ちながらも得点を奪えず、0-0の引き分けに終わった。
