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【写真:Getty Images】
中東有利?
アジア・サッカー連盟(AFC)は17日、北中米ワールドカップ・アジア予選プレーオフの組分け抽選会を実施した。中国メディア『SOHU』は19日に、プレーオフに参加する中東の国々に、開催地と試合日程が有利なものになっているのではないかと指摘している。
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10月に行われるプレーオフには、アジア最終予選の各グループで3位、4位のチームが参戦する。グループAは、カタール、UAE、オマーン。そして、グループBはサウジアラビアとインドネシア、そしてイラクに決まっている。
同メディアは、「カタールとサウジアラビアは開催地としての役割を担うだけではなく、多くの特別待遇を受けている。両チームは中5日となっているが、他のチームは中2日と連続で試合をしなければいけない。多くのチームがこの試合は不公平だと疑っている。今ではこの2チームのために特別に設計されたかのように見える」と述べた上で、次のように指摘した。
「この論争の鍵は開催地の選択だ。最終予選の結果を受けて、勝ち点上位のUAEとイラクが開催地となるべきだった。しかし、彼らより下位のカタールとサウジアラビアが開催地となっている。さらに、サウジアラビアがグループリーグで強豪国と対戦するのを避けるため、システムが変更されてイラクがポット2に降格した。このような状況では、他のチームはゲームの脇役のようなものだ」
また、「オマーンやUAEも不公平だと抗議したが、AFCはそれを無視し、外部からの疑問も無視した。このように気軽にルールを変えることは、サッカーを観戦する多くの人々にゲームの公平性を疑わせることになった」と、AFCの決定に異議を唱えている。
韓国メディア『スターニュース』も18日に、「AFCはお金をもらったのだろうか?インドネシア代表のW杯への挑戦は茨の道だ。日程、開催地ともに最悪の条件となった」と、インドネシアが日程面で不利なことを同情的に伝えた。インドネシアメディア『NTTHits』も18日に、「プレーオフの開始当初から、不公平の兆候が見られている」と、AFCの決定に不満を示している。
なお、グループAは初戦のインドネシア対サウジアラビアが10月8日、2試合目のイラク対インドネシアが10月11日、そして最終戦のサウジアラビア対イラクが10月14日と、インドネシアとイラクが中2日なのに対して、サウジアラビアは中5日と有利な日程になっている。