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堂安律、アイントラハト・フランクフルト行きは濃厚？

　SCフライブルクに所属する27歳の日本代表MF堂安律は、移籍先に決めたアイントラハト・フランクフルトと交渉を続けている。ただ、両チームが希望する金額に開きがあるため、クラブ間交渉は難航しているようだ。それでも最終的に合意する見通しだと、ドイツ紙『フランクフルター・ランドシャウ』が21日に報じている。

　堂安に関しては、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが興味を示し、今夏の移籍が濃厚となっていた。特に強い関心を示したのがフランクフルトで、移籍先の最有力に浮上している。来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）に出場することも同選手にとっては魅力的なポイントだ。フランクフルトはフランス人FWウーゴ・エキティケの移籍成立を最優先事項とし、この件が終わった後に補強戦略に舵を切ると考えられている。

　交渉の現状について、同紙は「交渉は難航している。フライブルクは2000万ユーロ（約32億円）以上の移籍金を要求しているが、フランクフルトは低い価格を希望している」と分析。その一方で「現段階では両者の差はあるものの、合意に至る可能性は高い」と予想し、折り合いがつくのは時間の問題との見解を示した。