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【写真:Getty Images】
中国の厳しい現状
FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で、サッカー中国代表は3勝7敗の5位に終わり、アジア4次予選(プレーオフ)出場圏の4位を逃した。中国メディア『SOHU』は1日に、低迷が続く中国代表の苦しい現状について伝えている。
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プレーオフ出場権を逃した中国は、アジア最終予選でチームを率いたブランコ・イバンコビッチ監督の解任を決断。7月に開催された東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会では、デヤン・ジョルジェビッチ氏が暫定的に指揮を執った。そのE-1選手権では、日本と韓国代表に敗北。最終節でホンコン・チャイナ代表に1-0で勝利し、3位で大会を終えている。
同メディアは、「中国サッカー代表は4カ国対抗トーナメントのことで頭を悩ませている。当初は10月に大会を開催し、技術と戦術を磨く予定だった」と前置きし、10月に予定されている代表チームの親善試合について次のように述べた。
「対戦相手を探し回った結果、適切なチームを見つけることは不可能だと悟った。E-1選手権で我々を打ち負かした日本と韓国は、今や中国代表との対戦に全く興味がない。ヨーロッパのチームは金銭的な魅力のために遠征してくるが、0-5で負けるのはお金の無駄だろう」
そして、「資金問題は、間違いなく悩みの種だ。現在の不況の中で、一体どのスポンサーがこのような負担を喜んで引き受けてくれるだろうか」と言葉を続け、「強豪チームを招待するならチケット価格が高くてもファンには許容範囲だが、弱小チームを招待するとなると100元(約2000円)でも高すぎるように感じられるのだ」と、金銭的な問題を指摘。
さらに、「中国サッカー代表チームの現状は実に厄介だ。強豪チームは試合に消極的であり、弱小チームの存在は意味をなさない。要するに、トーナメントの開催は深刻なジレンマを突きつけている。開催すれば資金の損失と評判の失墜につながる可能性が高い」と、満足のいく親善試合を組むこともままならない状況だと同メディアは嘆いていた。
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