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堂安律、プレミアリーグ行きの可能性もあったが…

　SCフライブルクに所属していた27歳の日本代表MF堂安律は7日、5年契約でアイントラハト・フランクフルトに移籍した。最終的にドイツにとどまることになったが、プレミアリーグのエバートンやノッティンガム・フォレストも獲得に動いていたと、英メディア『トライバルフットボール』が11日に報じている。

　堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録。その活躍を受け、フランクフルトやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが同選手に関心を示した。特にフランクフルトは積極的に獲得へ動き、早い段階で個人合意に達している。

　同メディアによると「エバートンやノッティンガムが今月、堂安の獲得を狙っていたが、同選手が断った」という。その理由として「フランクフルトが今季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）に参戦することは、彼の決断における重要な要素となった」と伝えた。エバートンは13位、ノッティンガムは7位に終わっており、いずれもCL出場権を逃している。そのため、最初から移籍先の選択肢に含まれていなかったようだ。