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【写真:Getty Images】
大誤審が韓国で批判の的に
韓国・Kリーグ2(韓国2部)の第24節、全南ドラゴンズ対天安シティFCの試合が10日に行われた。試合は全南が3-4で敗れている。韓国メディア『OSEN』は16日に、この試合の行方を左右した誤審が韓国でも物議を醸していると報じた。
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批判の的になっているのは、オフサイドで取り消されてしまったものの、20分に全南がネットを揺らしたシーンだ。ボールを保持していた全南は、右サイドでボールを受けたMFチョン・カンミンからDFキム・ヨンファンへとパスを通し、そこからロングパスでサイドチェンジ。最後は、DFミン・ジュンヨンがゴールを決めたかに思われた。
しかし、VARでチェックを行った結果、チョン・カンミンがオフサイドだったと判定されてしまったことで、ゴールは取り消しとなっている。同メディアは、「肉眼で見てもゴールなのに?これが韓国プロサッカー審判のレベルか」と前置きし、全南の取り消された得点について次のように言及した。
「機械のせいにするべきではない。韓国プロサッカーの審判のレベルはこの程度と言うことか。4-4で引き分けのはずだった試合は3-4に変わった。昇格争いを繰り広げている全南が大切な1点を奪われたわけだ。問題は、該当シーンが中継で肉眼で見ても明らかなオンサイドだった点だ。主審も最初はゴールを認めた。ところがVARのチェックが行われ、なんと5分間のビデオでの確認を通じてオフサイドに変わった。ゴールはキャンセルされている」
また、「人が判断するのが難しい曖昧な場面なら理解できる。だが誰が見てもゴールなのにオフサイドとした。VARで5分も費やしたのであれば、より正確な判定が出なければならない。しかし、誤審で覆された。言葉にならない」と、この試合のVARの判定に不満を示している。
そして、「協会は議論になると機械のせいにした。KFAの審判委員会は『技術的欠陥が発生してミスが生じた』と誤審を認めている」と述べた上で、「主審が後に誤審を認めても奪われた勝ち点は戻らない。全南がたった1点のために昇格争いで被害を受けた場合、後に大きなスキャンダルに発展する。プロサッカーのリーグ戦で最高の汚点になりかねないシーンだ」と、今後の昇格争いに影響を与えかねない誤審を犯した可能性があると強調した。