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Jリーグ 3か月前

すでに“今季絶望”か…。Jリーグ、2025シーズンに長期離脱が確定した選手5人。不運に見舞われた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:山見大登(やまみ・ひろと)

山見大登
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月16日
所属クラブ:東京ヴェルディ
今季リーグ戦成績:18試合1ゴール2アシスト

 大活躍の昨季から一転、山見大登の2025シーズンは飛躍しきれない1年となり、ひざの大けががそれを象徴するものとなってしまった。

 関西学院大学からガンバ大阪へと加入し、プロの世界へと飛び込んだ山見は、特別指定選手時代の2021年にトップチームデビュー。その年にリーグ戦初ゴールを記録し、サポーターに今後への期待感を抱かせた。

 その後は、なかなか目覚ましい活躍を見せることが出来なかったが、2024年の東京ヴェルディへの期限付き移籍が、キャリアを大きく変えることとなる。

 2シャドーの一角としてリーグ戦を戦い抜き、同34試合7ゴール5アシストを記録。キャリアハイを大きく超える数字となった。

 成長を見せた昨季を終え、山見は東京Vへの完全移籍を決断。スタメンを完全に奪いきるため、“緑”での覚悟の2年目がスタートした。

 しかし、今季は受難の1年となってしまった。

 昨季に比べてゴール関与数が減少し、第11節・川崎フロンターレ戦では、途中出場ながら途中交代という屈辱を味わうことも。悪い流れはとどまることなく、6月末のトレーニング中に右ひざ前十字靭帯損傷の大けがを負ってしまったのだ。全治は6~8ヶ月とされている。

 この怪我によって、昨季の活躍で高まっていたチーム内の地位は、いったん振出しに戻ることとなる。評価を再び戻すことが出来るかどうかは、復帰後の山見のパフォーマンスにかかっているといっていいだろう。

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