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Jリーグ 3か月前

戦力アップできたのか!? 2025年夏、J1補強評価ランキング11〜15位。まだ未知数なのは…

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:清水エスパルス

清水エスパルス
【写真:Getty Images】

2025 J1リーグ順位:13位
主な新戦力:マテウス・ブルネッティ、キム・ミンテ、髙橋利樹
主な放出選手:ドウグラス・タンキ

 2024シーズンにJ2を制し、3年ぶりにJ1へ復帰した清水エスパルス。序盤は好調だったが徐々に順位を下げ、第27節終了時点で13位に位置している。夏の移籍市場では、前半戦で露呈した課題の修正を図った。

 6月の特別期間に加入したブラジル人のマテウス・ブルネッティは、未知数なところが多かったが、すでにJ1で8試合に出場しており、出場するたびにファンの信頼を高めている。フットサル仕込みの足元の技術を生かし、後方からの組み立てにも貢献しており、間違いなく“当たり”の補強だ。

 8月中旬に湘南ベルマーレから加入したキム・ミンテは、23日のアビスパ福岡戦でデビューし、チームの無失点に貢献した。こちらは、まだ評価するには時期尚早だが、守備補強は効果的に映る。

 一方、FW補強はまだ何とも言えない状況だ。最近の清水は、北川航也や乾貴士といった主力が不振で攻撃のテコ入れが必要だった。

 ドウグラス・タンキは、プレー機会が少ないため契約を解除。浦和レッズから髙橋利樹を、イスラエルのハポエル・イロニ・キリヤット・シュモナFCから元パナマ代表のアルフレド・ステファンスを獲得した。

 髙橋はすぐに先発で起用されているが、ここまで3試合で得点なし。ステファンスはまだJリーグでのプレーが14分のみで、すぐに適応できるか注目だ。

 夏の補強で守備は上積みが見えつつあるものの、ゴール欠乏症を解決できるかどうかが目標達成の焦点となりそうだ。

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