「毎日を大事にしながらがむしゃらに…」
「彼の一番の持ち味はゴールなので、その意味でひとつ結果を出せたのは彼自身にとってもよかった。ゴール以外の部分でも彼が持つ向上心を活かしながら、まだまだ成長していってほしい」
自身を評価する絶対的な指標としてゴールを貪欲に追い求め、試行錯誤を繰り返しながらJ3からはい上がってきた苦労人は、神戸に加入した直後にこんな言葉も残している。
「本当にレベルの高い選手が多いし、学びがすごく多い環境でいろいろなものを吸収して、自分のよさを発揮していけばものすごくいいストライカーになれると思う。このチームでプレーできる幸せを感じているし、このチームで結果を残せるように、毎日を大事にしながらがむしゃらに成長していきたい」
まもなく27歳になる小松の体に脈打つハングリーな思いは、鹿島アントラーズに続く2チーム目の3連覇を狙うリーグ戦に加えて、勝ち進んでいる天皇杯とYBCルヴァンカップ、9月に開幕するAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)と過密日程が続く9月以降の戦いで神戸の新しい武器になる。
(取材・文:藤江直人)
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