6位：小屋松知哉（こやまつ・ともや）

【写真：Getty Images】

生年月日：1995年4月24日
所属クラブ：柏レイソル
今季リーグ戦成績：26試合3得点7アシスト
チャンスクリエイト総数：53回

　6位にランクインしたのは、柏レイソルの左サイドアタッカーである小屋松知哉だ。

　今季リカルド・ロドリゲス体制となった柏で、快足と鋭いドリブルで左サイドから攻撃の起点を作っている小屋松。

　それを示すかのように、今季リーグ戦ではここまでチャンスメイク総数「53回」をマーク。また、今季すでに7アシストと、昨季の1アシストを大きく上回っている。この記録はリーグ3位にランクインしており、チームトップの数字でもある。

　ラストパスで攻撃を演出する小屋松は、逆サイドとの連係や中央へのカットインなど、攻撃のバリエーションを広げており、相手DFに的を絞らせない。柏の戦術の中でも重要な“仕掛けの起点”として機能している。

　そんな小屋松は、リーグ優勝の行方を大きく左右する第24節の鹿島アントラーズ戦で見事なゴールを沈めている。

　2点を追う中で、43分にペナルティエリア（PA）内でボールを拾うと、相手DFをかわさず、独特なタイミングでシュート。反撃の狼煙となるゴールを決めている。彼には、ここぞでの強さがある。

　R・ロドリゲス監督の元、完全に生まれ変わった小屋松。柏の悲願のJ1制覇へ、まだまだ彼の力が必要だ。

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