【写真:Getty Images】
上田綺世が絶好調
オランダ・エールディヴィジ第4節、スパルタ・ロッテルダム対フェイエノールトの試合が現地時間8月31日に行われ、フェイエノールトが4-0で勝利した。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世はこの試合で2ゴールを決める活躍を見せて、チームの勝利に大きく貢献している。
開幕から2連勝と好調のフェイエノールト。チームを率いるロビン・ファン・ペルシ監督はロッテルダムとの一戦で、DF渡辺剛、MFクインテン・ティンバー、上田らを先発に起用した。29分、フェイエノールトはDFジョーダン・ボスのゴールで先制する。
迎えた48分、開幕から2戦連続でゴールを決めている上田がスコアを動かした。MFルチアーノ・ヴァレンテの縦パスをペナルティエリア内で受けた上田は、鮮やかなターンで前を向くことに成功。最後は滑り込みながらボールを押し込み、3試合連続となるゴールを決めている。
相手を背負いながらもうまく反転し、フィニッシュまで持ち込んだ上田の決定力が光った一撃だ。その後、65分にはこぼれ球を押し込む形で追加点を決めた上田。後半アディショナルタイムにはティンバーがダメ押しとなる4点目を決めて、フェイエノールトが4-0で勝利している。
この試合で2ゴールをマークした上田は、開幕から3試合連続でネットを揺らし、すでに4得点を記録している。オランダリーグの得点ランキングでは2位(第3節終了時点)につけており、最高の状態で9月の日本代表のアメリカ遠征に合流する予定だ。