サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン)は、決して潤沢とは言えない財政状況において、限られた資金を最大限に活用しながら、選手育成と戦術的な工夫で安定した成績を維持してきた。今回は、そんなソシエダの最新推定年俸ランキングを紹介する。[5/5ページ]
※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月1日時点。
6位:アマリ・トラオレ(マリ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1992年1月27日
推定年俸:240万ユーロ(約4.1億円)
24/25リーグ戦成績:11試合0得点1アシスト
推定年俸ランキングで6位に入ったのは、マリ代表DFアマリ・トラオレだ。推定年俸は240万ユーロ(約4.1億円)を記録している。
リーグ・アンで200試合以上の出場実績を誇る右サイドバックは、2023年夏にフリー移籍でレアル・ソシエダへ加入した。
加入直後から主力に定着。特に久保建英とのコンビネーションは、イマノル・アルグアシル前監督のサッカーにおいて大きな武器となり、積極的なオーバーラップで攻撃に厚みを加え、ソシエダの右サイドを活性化する活躍を見せた。
しかし、昨年9月のヘタフェ戦で右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。懸命なリハビリを経て、今年3月のバルセロナ戦で復帰を果たしたものの、かつてのキレを完全に取り戻すことはできず、不本意なシーズンに終わった。
ホン・アランブルの台頭、さらには契約が残り1年を切った状況も重なり、現在は移籍の噂が取り沙汰されている。
高額な年俸を受け取る選手の一人ではあるが、アルバロ・オドリオソラの現状を考えると、放出はリスクも伴う。右サイドの安定を担保する意味でも、クラブがどのような判断を下すのか注目される。
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