サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン)は、決して潤沢とは言えない財政状況において、限られた資金を最大限に活用しながら、選手育成と戦術的な工夫で安定した成績を維持してきた。今回は、そんなソシエダの最新推定年俸ランキングを紹介する。[5/5ページ]
※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月1日時点
1位:ミケル・オヤルサバル(スペイン代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月21日
推定年俸:360万ユーロ(約6.2億円)
24/25リーグ戦成績:35試合9得点3アシスト
最新推定年俸ランキングで1位となったのは、レアル・ソシエダの顔とも呼べる、スペイン代表FWミケル・オヤルサバルだ。
推定年俸は360万ユーロ(約6.2億円)と、決して潤沢とは言えないクラブの財政状況においても、その実力と貢献度に見合う年俸が支払われている。
2015年にトップチームデビューを果たして以来、オヤルサバルは攻撃陣の中心として活躍を続けている。2022年3月には左膝前十字靭帯断裂という大怪我を経験し、復帰後しばらくは本来のパフォーマンスを発揮できずに苦しんだが、体のキレを取り戻して以降は再び決定的な働きを見せるようになった。
武器は正確なシュート技術に加え、チャンスメイクにも長けている点だ。また、勝負所での頼もしさも兼ね備えており、UEFAユーロ2024(EURO2024)ではイングランド代表との決勝戦でスペイン代表を4度目の頂点へ導く決勝点を決める活躍を見せた。
昨シーズンはチーム全体が不調に陥る中でも、オヤルサバルは高いクオリティを発揮し、公式戦18ゴールを記録。
8月30日に行われたレアル・オビエド戦で、ソシエダでの公式戦通算400試合出場という節目を迎えたオヤルサバル。
キャプテンとして絶大な存在感を示す“ワンクラブマン”を超える給与の選手をチームに据えるのは現実的に不可能と言えるだろう。
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