サッカー日本代表は、現地時間6日にアメリカのオークランドで行われた国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0のドローに終わった。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[3/6ページ]
三笘薫は「数的不利の状況が多い」
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――23分、メキシコの分厚い攻撃が続きましたが、ヘディングシュートは枠を外れました。
「DFが“お見合い”してしまい、日本のコミュニケーションミスからチャンスを与えてしまいました」
――左サイドで南野がドリブルで見せました。
「ライアン・ギグスを彷彿とさせました!」
――ショーンさんにとって、最高の褒め言葉ですね!
「選手としては素晴らしいですが、人間的にはあまりよくないかもしれません」
――プライベートではいろいろとありましたからね。
――メキシコは主将のエドソン・アルバレスがプレーできないようです。
「メキシコにとって残念ですね」
――この時間で主将が負傷交代することは、影響がありますか?
「当然ありますね。主将がいても、日本はペースをつかんでいたので、これからメキシコにとってさらに難しくなると思います」
――まだ三笘が目立ったプレーをできていない印象ですが、どうですか?
「そうですね。メキシコが最も警戒している選手だと思いますが、常に1対2と数的不利の状況が多い印象です」
――アギーレ監督はずっと何か口にしていますね。
「アギーレ監督は日本の良さを十分にわかっていると思うので、メキシコの選手に対してフラストレーションがあるのかもしれません」
――日本の守備は背後からフェアに激しくやれていますね。
「これまでは本当に上手くいっていますね。板倉、渡辺、瀬古の読みとインターセプトのシーンが印象に残ります」
――鈴木彩艶はさらに体が大きくなりましたか?
「存在感は間違いなく大きくなったと思います!」
――前半がここで終わりました。振り返ってみてどうでしょうか?
「良いパフォーマンスでしたね。ゴールだけが足りませんでした」
――最も印象に残った選手は誰でしょうか?
「守備では、板倉がよくやっていました。前線では、南野の動きが良かったです」
――南野はギグスのようなドリブルも見せました。あとは、ショーンさんの予想のようにゴールが欲しいですね!
「期待しています!」