サッカー日本代表は、現地時間6日にアメリカのオークランドで行われた国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0のドローに終わった。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[5/6ページ]
遠藤航は「クラブで出てないのに…」
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――69分、南野、久保、鎌田が下がり、前田大然、伊東純也、佐野海舟が入りました。
「私が予想したように南野のゴールとはならなかったですね…。」
――あのボレーシュートを決めていれば…。
「そうですね。あれは“ザ・チャンス”でした」
――シュートの瞬間にショーンさんの顔が浮かんでしまったのかもしれませんね(笑)。
「(笑)」
――なかなかシュートまでいきませんが、日本はどう攻めるべきでしょうか?
「今はピッチを使う幅が狭すぎると思います。もう少し広く使いたいところです」
――遠藤が守備で素晴らしい対応を見せましたね。
「クラブで出ないのに、レベルはあまり落ちていないですね」
――久保が下がってチャンスを作れなくなった感じですが、どうでしょうか。
「立ち上がりの15分ぐらいは良かったですが、そのあとメキシコの対応がより機能した感じがあります」
――81分、ショーンさんが期待する町野、それから鈴木唯人が三笘と堂安に代わって入ります。
「2人ともアピールしたいですね!」
――町野にはどんな動きを期待したいですか?
「CBの間の動きが重要になってきます。チャンスが来たときに、それをモノにしないといけません」
――中盤でのつぶしあいの展開ですが、荒れませんね。
「そうですね。本当の親善試合の流れになりました」
――メキシコの決定機が続きましたが、なんとかしのぎました。
「日本が我慢強い守備を見せています」