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J1 3か月前

夏の移籍で大暴落!? Jリーグ、市場価値の下落率ランキング1~5位。最も変化があったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 J1各クラブは、夏の移籍期間(ウインドー)を経て、チームの顔ぶれに変化があった。新戦力の加入で力強くなったチームもあれば、主力の放出で戦力ダウンとなったクラブもある。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出する各クラブの現在の総市場価値を7月1日時点ものと比較し、下落幅が大きいクラブをランキング形式で紹介する。[5/5ページ]

1位:京都サンガF.C.

京都サンガF.C.
【写真:Getty Images】

市場価値の下落額:175万ユーロ(約2億7500万円/10.9%ダウン)
市場価値の変動:1610万ユーロ(約27億3700万円)→1435万ユーロ(約24億3950万円)

 夏の移籍期間で最もチームの総市場価値が下がったのは、京都サンガF.C.だった。

 京都はこの夏、主力の川﨑颯太がドイツのマインツに移籍した。市場価値はチームトップレベルの120万ユーロ(約2億400万円)で、これが市場価値ダウンの主な要因となった。

 さらに、7月末で契約満了となったムリロ・コスタの市場価値が85万ユーロ(約1億4450万円)、韓国のソウルイーランドFCに移籍したク・ソンユンが55万ユーロ(約9350万円)で、チームの市場価値に大きな影響を与えている。

 一方で、山田楓喜(市場価値70万ユーロ=約1億1900万円)やレオ・ゴメス(市場価値32.5万ユーロ=約5525万円)といった新戦力も加わったが、2人は6月の特別期間の加入で、このランキングには影響しない。

 7月以降に加入した主な選手はグスタボ・バヘット(50万ユーロ=約8500万円)、齊藤未月(40万ユーロ=約6800万円)で、全体の市場価値を押し上げるには至らなかった。

 市場価値は大幅ダウンとなった京都だが、ピッチでは見事な成果を残しており、7月以降はリーグ戦7試合で5勝2分け無敗と好調。第29節終了時点で首位に立っている。

 京都がJ1で1桁順位を記録したのは2002シーズンが最後。川﨑の移籍で不安がよぎったものの、チームは着実に前進している。

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【了】

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