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J1 3か月前

夏の移籍で大暴落!? Jリーグ、市場価値の下落率ランキング6~10位。最も変化があったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 J1各クラブは、夏の移籍期間(ウインドー)を経て、チームの顔ぶれに変化があった。新戦力の加入で力強くなったチームもあれば、主力の放出で戦力ダウンとなったクラブもある。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出する各クラブの現在の総市場価値を7月1日時点ものと比較し、下落幅が大きいクラブをランキング形式で紹介する。[5/5ページ]

6位:ガンバ大阪

ガンバ大阪
【写真:Getty Images】

市場価値の下落額:60万ユーロ(約1億200万円/3.2%ダウン)
市場価値の変動:1860万ユーロ(約31億6200万円)→1800万ユーロ(約30億600万円)

 ガンバ大阪は、夏の移籍期間を経て、チームの総市場価値が60万ユーロ(約1億200万円)ダウンした。

 減少額としてはリーグ4位だが、下落幅は3.2%で、このランキングでは6位に位置している。

 この夏、ガンバで最も大きな動きは、イスラエル代表MFネタ・ラヴィの放出だ。FC町田ゼルビアへ移籍し、80万ユーロ(約1億3600万円)の市場価値が一気に流出した。

 そのほかでは、唐山翔自(32.5万ユーロ=約5525万円)が東京ヴェルディへ、中野伸哉(27.5万ユーロ=約4675万円)が湘南ベルマーレへ、それぞれ期限付きで移籍。合計で140万ユーロ近い価値の選手がチームを離れた。

 一方、補強では安部柊斗と初瀬亮が加入した。ただし、安部は6月の特別期間での加入だったため、このランキングには影響を与えない。

 6年半ぶりのガンバ復帰となった初瀬の市場価値は80万ユーロで、ネタ・ラヴィと同額。つまり、期限付き移籍で放出した2人ぶんの市場価値の減少となっている。

 ガンバは7月以降のリーグ戦で1勝4分け2敗と苦戦が続いており、やや足踏み状態が続く。

 とはいえ、総市場価値1800万ユーロ(約30億600万円)はリーグ全体で5位。チーム内競争も激しく、実力者が揃う陣容だけに、分厚い選手層を活かし、今後の巻き返しが求められる。

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【了】

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