現在の日本サッカー界は昔に比べて育成環境が整い、指導者の能力が上がっている。それに伴って優秀な10代の選手が増え続けており、すでにJ2リーグで活躍している選手も少なくない。そこで今回は、J2リーグでプレーする10代の日本人選手の最新市場価値ランキング1〜5位を紹介する。[3/5ページ]
※成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。データは9月18日時点
3位:川合徳孟(かわい・とくも)

【写真:Getty Images】
生年月日:2007年3月3日
市場価値:17.5万ユーロ(約2980万円)
所属クラブ:ジュビロ磐田
今季リーグ成績:14試合1得点0アシスト
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ジュビロ磐田の“生え抜きの星”として注目される川合徳孟が、3位にランクインした。
静岡県出身の川合は、磐田U-15から一貫して磐田のアカデミーで育ち、2023年と2024年には2種登録されるほどの逸材だ。
その川合は、2025年から正式にトップチームの一員としてプロの舞台に進むこととなった。
そして、幼き頃からの夢だったプロサッカー選手になった川合のデビュー戦は、最高の思い出となった。
2025JリーグYBCルヴァンカップ1回戦・FC大阪戦でスタメン出場し、勝ち越し弾を沈めたのである。
またJ2リーグでは、第8節モンテディオ山形戦でJリーグデビューを果たし、第10節ブラウブリッツ秋田戦では1ゴールを記録している。
クラブ期待の星である川合は、先日行われたAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026予選のU-22日本代表に名を連ね、背番号“10”を背負った。
迎えた第3戦クウェート代表戦では、ハットトリックを達成するなど期待に応えている。
磐田の将来を担う川合の市場価値は、今年6月に初めて金額がつき、17.5万ユーロ(約2980万円)スタートとなった。
そんな川合はクラブ公式サイトにて「開幕スタメン、10ゴールに絡む」と目標を掲げている。
今季ここまで公式戦3得点関与のみとなっているが、残りわずかなリーグ戦で目標にどれだけ近づくことができるのか。