明治安田J1リーグ第30節の浦和レッズ対鹿島アントラーズが、「埼玉スタジアム2002」で20日の19時から行われる。直近7戦連続ドロー中の名門対決が目前に迫った中、昨シーズンに武田英寿が沈めた“衝撃ゴラッソ”をここでプレイバック。その得点は、何度見ても凄すぎる一発だった。
武田英寿のゴラッソをプレイバック
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2024年6月22日に「埼玉スタジアム2002」で行われたライバル対決。先にスコアを動かしたのはアウェイチームだった。開始早々の3分、師岡柊生のシュートのこぼれ球を角度のない所から鈴木優磨が流し込み、鹿島が先制に成功する。
さらに、42分にもボックス内左でボールをキープした安西幸輝のお膳立てから、鈴木が再びゴールネットを揺らし、鹿島が2点リードで前半を折り返す。
一方で、後半に入っても1点が遠かった浦和だったが、この試合でヒーローとなる武田英寿が76分からピッチに入ると、一気に息を吹き返す。
ピッチに入ったばかりの背番号「47」は、すぐさま起用に応える。77分、中盤からDFラインの背後に抜け出した伊藤敦樹が、右サイド深い位置まで侵入すると、マイナスに折り返す。これをゴール前で待ち構えていた武田が、左足で鮮やかに流し込み、反撃の狼煙を上げるゴールを決めた。武田にとっては、この得点がJ1初ゴールとなった。
そして迎えた後半アディショナルタイム2分、あまりにも鮮やかなゴールが生まれる。ゴールまで距離がある左サイドの位置でFKを獲得した浦和。キッカーを務めた武田は、誰もがゴール前へのクロスを疑わなかった中、直接狙うことを選択すると、左足から放たれた低い弾道のボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。相手の意表を突いた、圧巻の直接FKだった。このスーパーゴールで終了間際に追いついた浦和は、武田の活躍で2-2のドロー。敗戦を免れた。
昨シーズンの「埼玉スタジアム2002」の一戦では、武田がヒーローとなったが、今節のライバル対決では、どの選手が輝きを放つのだろうか。そして、決着がつくことになるのか、注目だ。
