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J1 2か月前

浦和レッズ、西川周作は鹿島の選手に「刺激をもらった」。大ベテランが「感じさせられた」こと【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

「彼が活躍することで刺激をもらえました」

 リードを奪われた浦和だが、ボルテージを上げチャンスを作ると、シュート数は11対7、ボール支配率(Jリーグ公式)でも62%対38%と鹿島を上回った。

 しかし、GK早川友基が浦和の前に立ちはだかった。

 開始早々のMF金子拓郎の直接フリーキックを右手一本で防ぐと、31分にはMF渡邊凌磨のシュートをブロック。試合終了間際には、こぼれ球に反応したFWイサーク・キーセ・テリンのフィニッシュを掻き出すなど、再三に渡って好セーブを連発。浦和はシュートを決め切れず、無得点のまま試合を終えた。

「ゴールキーパーというポジションがいかに大事なのか、感じさせられた試合でした。彼(早川)が活躍することで刺激をもらえました。

 ゴールキーパーというポジションはミスをすれば叩かれるポジション。やるからには勇敢でなければいけないですし、ミスをした後、どう立ち上がるか大事になるので、ミスをした自分に対して何ができたのか、何をしなければいけなかったのかを考えて次に向かいたいと思います」

 試合後、西川はチームメイトに謝罪をしたという。「選手みんなに謝りました。みんなの頑張りを90分間、感じましたし、みんなの頑張りに応えられなかったことは自分としてもがっかりしている部分があります」と気持ちを吐露した。 

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