1993年に開幕したJリーグは今年で33年目を迎えた。AFCチャンピオンズリーグを通算3度制覇した歴史を持つ浦和レッズでは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、数々の名選手から伝説の英雄と呼ぶにふさわしい5人を厳選して紹介する。[3/5ページ]
MF/DF:阿部勇樹(元日本代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1981年9月6日
リーグ通算成績:376試合39得点
主な獲得タイトル:Jリーグ(2016)、ACL(2007, 17)、天皇杯(2018, 21)、リーグカップ(2016)
2021年限りで現役を引退した阿部勇樹も、長く浦和レッズを支えたレジェンドだ。レッズで376試合に出場した。
阿部は2007年、当時国内最高額とも言われる移籍金でジェフからレッズへ移籍。2010年から12年はイングランドのレスター・シティでプレーしたが、日本復帰の際に再びレッズに加入し、2021年まで活躍した。
複数ポジションをこなせる戦術的な万能さはどの監督にも重宝された。
また、キック精度も抜群で何度も好機を演出してきた。
現役を退いた阿部は、今季からユースチームの監督に就任した。いつかトップチームを率いる日がくるかもしれない。