1993年に開幕したJリーグは今年で33年目を迎えた。AFCチャンピオンズリーグを通算3度制覇した歴史を持つ浦和レッズでは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、数々の名選手から伝説の英雄と呼ぶにふさわしい5人を厳選して紹介する。[4/5ページ]
MF/DF:山田暢久(元日本代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1975年9月10日
リーグ通算成績:540試合27得点
主な獲得タイトル:Jリーグ(2006)、リーグカップ(2003)、ACL(2007)、天皇杯(2005, 06)
浦和レッズの歴代最多出場記録を持つのが山田暢久だ。レッズのバンディエラは、540試合に出場した。
山田は藤枝東高校を卒業して1994年にレッズ加入。
2年目に定位置を確保すると、以降はさまざまなポジションをこなせることもあって、ピッチに立ち続けた。
両サイドが本職だったものの、時にはセンターバック、時にはトップ下と、あらゆるポジションでレッズを支えた。
2013年までプロキャリアを続けた山田は、20年間レッズ一筋。
540試合出場は群を抜いてクラブの歴代最多出場であり、当分抜かれることはないはずだ。