サッカーの試合における先制点は、勝敗を大きく左右するとても重要なものだ。リードすることで試合を優位に進められ、勝利に1歩近づくことができる。そこで今回は、終盤戦に突入した2025年の明治安田J1リーグで先制点を決めた際の勝率をランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
※勝率は『J.League Data Site』を参照。成績は『transfermarkt』を参照。(データは9月26日時点)
1位:ガンバ大阪

【写真:Getty Images】
今季リーグ戦成績:31試合14勝4分13敗(9位)
先制点を取った試合の成績:10勝0分0敗
勝率:100%
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昨年に比べ、今季J1リーグ不振のガンバ大阪が堂々の1位に輝いた。
第31節終了時点で勝ち点46の9位につけており、優勝戦線からは離れているものの、直近の横浜F・マリノス戦では逆転勝利を収め、リーグ戦4連勝を飾っている。
そんなG大阪の注目すべき点は、先制時の圧倒的な強さである。
今季これまでに10試合で先制し、全試合勝利。勝率は驚異の「100%」に達している。
サッカー界では「先制点が試合の勝敗を大きく左右する」とよく耳にすることがあるが、G大阪はまさにそれを立証していることがデータとして明らかだ。
一方で、逆に先制を許してしまうと敗れてしまうことが多く、守備の脆さが課題として残る。
実際、今季ここまでのリーグ戦で42得点45失点と失点がわずかに上回っている。
ただ、直近4試合のうち3試合が先制されながらも逆転勝利しており、チームの粘り強さが増しているのも事実だ。
また、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)との並行日程の中でも勝ち点を積み上げており、総合力の底上げが進んでいる点も評価できる。
守備の安定さをさらに高め、「先制すれば勝つ」という強みを継続し、シーズン通して勝率「100%」を達成できるのか注目したいところだ。
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