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J2 2か月前

ジュビロ磐田はJ1昇格を諦めない。正念場に上原力也が強調する「自分たちのチャンス」【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸

 明治安田J2リーグ第31節が9月27日に各地で行われ、ジュビロ磐田はホームでRB大宮アルディージャと対戦し、2点をリードしながら3-4で逆転負け。前節に続いて連敗したことで、J1自動昇格が大きく遠のいてしまった。それでも、チームリーダーのひとりである上原力也は「可能性がゼロになったわけではない」と前を向く。(取材・文:河治良幸)

ジュビロ磐田が2点をリードしながら逆転負け…

ジュビロ磐田所属MF上原力也
【写真:Getty Images】

 ジュビロ磐田は、ホームで行われた大宮アルディージャとの直接対決で、3-4の敗戦を喫した。序盤から大宮のハイプレスを裏返すように、効果的な攻撃を繰り出す磐田は、10分に上原力也のCKからヤン・ファンデンベルフが押し込んで先制。14分には倍井謙の左からのアウトサイドクロスをグスタボ・シルバが頭で決め、2点のリードを奪った。

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 しかし、大宮は前半の終了間際に磐田のミスから1点を返すと、ハーフタイム明けの46分に隙を突いて同点。さらにFWオリオラ・サンデーのゴールで逆転すると、GK三浦龍輝が出てきたところを見逃さなかったカプリーニのロングシュートで突き放した。

 磐田は終了間際に、途中出場のマテウス・ペイショットのゴールで1点返すも、時すでに遅かった。これで磐田は8位に後退。開幕からの目標に掲げていたJ2優勝は遠のき、上位2枠に与えられる自動昇格も限りなく難しくなったことは間違いない。

 相手の大宮が3連敗の直後に監督が変わり、戦い方を見極めにくかった側面はあるにしても、大きな敗因は磐田の側にある。

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